こんにちは。
吉永まりです。
昨日のblog、
我が家の三男坊のお話にお付き合いいただき
ありがとうございました。
さっそくお読みいただいた方からメールも届いており
「すごい納得しながら読みました!」というお声も!!
ペットとのコミュニケーションにも通ずる話としてお話しました。
読んでいない方は見てみてくださいね。
▼▼▼
『見えない世界、信じますか?」
今日は、その続き・・・・というか
その視力検査に関して事件が起こりました。
3歳半健診で指摘を受けて
はじめて眼科を受診したときのこと。
正確な視力を測定するために
瞳孔を薬で開かせて検査を行います。
そのために
自宅で「アトロピン」という点眼薬を
1日3回、3日間投与して
それから検査という流れになりました。
その第1回目の点眼は、
「〇日の、保育園から帰宅直後。」
とのことでした。
アトロピンってちょっとしみるみたいで
3歳児(うちの子はもう4歳ですが)にはかなりハード。
【弱視治療の最大の難関はここだ!!】
みたいに書いてあるブログ記事も見かけました(笑)
ということで覚悟しながら某日保育園帰宅後に
おやつで釣りながら、格闘の末、何とか点眼。
寝る前に第2回目の点眼。
これがまた、、、、ものすごい格闘の末・・・。
そんなわけで何とか就寝・・・となったのですが
三男坊、、、咳き込みがひどくて何度も目を覚ましてしまったのです。
咳をするときは
エッセンシャルオイルがものすごく役立ってくれるので
この時も呼吸器系に良いブレンドを胸に塗布、
そして寝室にディフューズしたのですが
それでもこの咳は収まらず
呼吸もぜいぜいと苦しそう・・・
咳き込んで起きてしまうたびに
「おかぁさん、こんこん出るから塗って~」
と訴えてくるのですが
どうも、おさまりが悪い・・・
どうしたどうした??
と考えているうちに
学生時代の薬理学の遠い記憶・・・
アトロピンって、結構副作用強かったよね???
改めて添付の注意書きを読んでみると
たしかに。
「呼吸器系への副作用が出る場合がある」と書いてある・・・。
早朝に眼科と小児科に連絡。
小児科受診の後、眼科にハシゴ・・・
結論。
喘息の発作が、アトロピンのせいで強く出てしまったようです。
小児科では
ステロイド内服での治療となりました。
これが・・・よく効く!!
ぴったり止まってくれました。
ステロイド剤って、
「悪」のイメージ強くないですか?
でも、
治療する側からすると
本当に頼りになる抗炎症剤なんですよね。
ないと困る。
だけど、
確かに使い方注意だし
だらだらと続けていい薬ではないし
使い続けることのによる弊害が大きい薬です。
そういった意味で「悪」のイメージ大きいですが
今回の我が家の事件のように
とにかく今、この症状を止めなければ!!!
というときには
とっても役立ってくれます。
そのためにも、
普段から無駄に使いたくない薬
という気もしています。
まぁ今回の場合は
アトロピンという薬が引き金になってしまったようですが
もともと喘息症状が出ていれば
眼科の先生もアトロピン点眼は止めていたでしょうが
眼科受診の時点では
喘息ぽい症状が出ていなかった(母が気になってなかった)
ので仕方ないかなと思っています。
以前、ワンちゃんでご相談いただいていた方で
「絶対にステロイドを飲ませたくありません。」
という方がいらっしゃたのですが
「絶対に飲ませていけないもの」と決めつけるのではなく
今、この子にとってのメリットを考えて
上手に頼っても良いと思います。
やっぱり、症状を抑える力は頼りになります。
とはいえステロイドばっかりになってしまうのは怖いですし
また同じ症状を繰り返す・・・というのは避けたいですので
症状を抑えながら
症状を起こさないようなケアを同時に考えていきながら。
エッセンシャルオイルなど自然療法も、
お薬などを使う西洋医学・現代療法も、
どちらかを選ぶ!ということではなく
上手に取り入れていけるといいですね。
そんなわけで、
思わぬ副作用にびっくりしたけど
ステロイドに救われて、
やっぱりステロイドってすごいなぁ~
と思った話でした。
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