ペットEO 獣医師が教えるホームケア

EOというのは
エッセンシャルオイル(精油)の略です。

「エッセンシャルオイル」という言葉を
聞いたことがない
っていう方もいらっしゃるかもしれませんが

同じような意味で
「アロマ」という言葉が
使われることもあります。

「アロマ」というと
聞いたことがあるのではないでしょうか?

「アロマ」というのは
「におい」という意味になるのですが

アロマっていうと
いいニオイがする香水みたいなもの
なんとなくイメージされるかなと思います。

「アロマ」と呼ばれるものの中には
人工香料で香りを付けた化学的なものも
多く含まれます。

「アロマ」と呼ぶ場合には
「におい」の意味しかないので

そのにおいの元が
人工香料でも
植物由来でも
「アロマ」と呼ぶことができるわけです。

そうすると

「ペットにアロマ」というと

健康に害はないのか?
人間のエゴなんじゃないか?
虐待なんじゃないか?

という疑問が湧いてきますよね。

嗅覚の鋭いペットですので尚更です。

そのため
「ペットアロマ」
と呼ばれるものには注意が必要です。

一方、
「アロマ」のニオイの元として
植物由来の成分が配合されている場合、

その植物から抽出された成分のことを
「エッセンシャルオイル」と呼びます。

「アロマ」と
「エッセンシャルオイル」は

似たような意味で使用されることが多いのですが
整理すると

「エッセンシャルオイル」
と呼ぶ場合には
その成分は植物由来で安全性が高い

「アロマ」
と呼ぶ場合は
人工香料等も含むため注意が必要

ということになります。

植物って花とか葉っぱとか
それぞれ独特のニオイがしますよね。

そういったニオイの成分は
科学的に言うと
「揮発性芳香族化合物」といって
つまり植物が自然に作り出している
化学物質のことになります。

そもそも植物が
なぜそういう物質を作り出してるかというと

例えば、

植物って
動物と違って
身の危険があっても逃げられないですよね。

なので、
危険を回避するために

例えば
虫に食べられないように
とか
菌とかウイルスを寄せ付けないように
とか

他にも
自分の子孫を増やすために
動物を引き寄せて種を運んでもらうとか

そういう目的のために
独特の香りを作り
活用していると言われています。

植物にとっては
自分自身が生きていくために必要で
作ってる物質ですが

この物質は
人間にとってもメリットがあるということが
昔から知られており

植物が古くからお薬の代わりに使われたり
様々な薬理作用が研究されてきているんですよね。

そういう
植物が作り出してる
独特なニオイがするエキスを抽出したものが
【エッセンシャルオイル】というわけです。

この
エッセンシャルオイルを
人間だけではなく
ペットの健康に役立てていこうというのが
ペットEOで、

私は獣医師目線でペットEOを使った
ホームケアを教える活動をしています。

ただ、ペットに使う場合には
いろんな注意点があります。

詳しく知りたい人はココから、情報受け取ってくださいね!

(一社)日本ペットアロマホームケア協会のWEBサイトを開設しました!
https://petaroma-homecare.or.jp

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